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2004年07月01日

AVラックを作る

[ DIY(自作家具他) ]

自作家具シリーズ、第2弾です。
自作家具シリーズ第1弾の”テレビ台を作る”は肩慣らしでした。
今回は本命の”AVラック”を作ります・・・まずは材料他の説明から(下に続く)
2004/7/02
1.材料&消耗品
1.板材(D450mm)
パイン集積材の板材です。一番手に入りやすい板材です。
棚板用の板材(板厚30mm)は、ジョイフル本田で購入・カット(500mm毎)しました。
(設計が終わった後で、実家近くのホームセンターで更にカット)

側板用の板材(板厚15mm)は、カインズホームで購入・カットしました。
うーん、ジョイフルで買った板材の方が木目が綺麗である。(特に端部の木目)

2.補強材(L450mm)
普通の組立てラック用のL型アングルです。
これを4本使用し、最下の棚板の割れを防止します。
そのまま固定してしまうと、キャスターが干渉してしまう為、バンドソーで切って使用します。
(切った後、水性スプレーで塗装する)

3.キャスター(H75mm)
高さが75mmのキャスターです。安いスチール製。
(見た目が良いステンレス製はメッチャ高い!!)
前2つはストッパー付きタイプで、後ろ2つはストッパー無しタイプです。


4.セメダインスーパーX(速乾性タイプ)
鬼目ナット(後述)をねじ込む時に、あらかじめ穴に塗布しておきます。
本当は要らないかもしれませんが、鬼目ナットと板材の隙間を埋め、より頑強になると考えます。

5.ジョイントボルト(M6×30mm)
棚板と側板を組み立てるのに使用。
ドライバーではなく、六角レンチで締めます。
表面に出るネジ頭の高さが低く、目立たないのがGOOD。

6.鬼目ナット(M6×13mm、M6×20mm)
板材に穴を空け、六角レンチでムリムリとねじ込んでやると、そこに金属のネジ穴が生まれてしまうという、素晴らしい部品です。(ネジ式以外に打込み式もあります)
今回使用したものは、長さ13mmのものと、20mmのもの(最下棚の固定)

今回は棚板に埋め込んで、ジョイントネジを組合せて、側板の固定に。
また、キャスター・底部補強材の固定にも使います。

鬼目ナットを使用すれば、分解・組立が自由自在な上、連結が頑強に行えるので、
今回のデザインのようなラックの場合、欠かすことのできない部品と言えます。
見た目と名前は悪いが、鬼目ナット・ラブ。

7.組み込みネジ(M6×20mm)
プラス(+)ネジとワッシャ・スプリングワッシャが一体になったネジです。
今回は、キャスターと底部の補強材を共締め(一緒に固定)します。

8.水性スプレー(スプレー、レッド)
補強材を加工した後、断面隠しも兼ねて水性スプレーで塗布します。
別にレッドでなくても良いですが、底部からチラリと見える赤がカッコイイかも。

9.ワトコオイル(ナチュラル、ダークウォルナット)
板材に塗って、油分のコーティングを形成します。
なんか癖になる匂いです。
また、色も木の木目を生かした風合いに仕上がるのが素敵過ぎ。
メンテナンスとして、禿げてきたら塗り足します。

10.ハケ洗い液
これは材料じゃないな(笑)
オイルを塗った後のハケ洗いに使います。
そのまま水道に流せるのが良い。

11.紙やすり
板材をツルツルにするのに必要です。
外形を修正・・・#50、#80
最初の磨き・・・#120
仕上げの磨き・・・#240
(オイル塗布時の磨き・・・#400)

通常は、ホルダーや電動サンダーに取付けて使います。作業性が全然違う。
今回はネットタイプのもの(ポリネット)も使って見ました。
紙やすりと違って耐久性が高いです。(その分値段も高い!!)

12.スポンジやすり(細目)
板材の面取りに使います。
これはイイよー!!
少々値は張りますが、とても使いやすいです。

その他 13.ペーパーウエス
呼んで字の如く、紙のウエス(ボロ布)です。カインズホームにて購入。
キッチンペーパーを10倍丈夫にして長くした感じ。
今回はオイル塗布時に使いますが、普段も色々使えるんだなぁ~これが。


15.マスク
なんか”超立体”らしい普通のマスク。
これは絶対必要。とくにやすり作業時は絶対要る。無いと木屑でむせます。


2.加工工程
今回は写真入りで行きますよ!!
①材料取り
買った板材から実際に使う大きさにカットする工程。
これは素直にホームセンターでやって貰います。
何故かというと、買った板材をそのまま持って帰るのは(でかくて)大変だから!!
それに、1カット50円でやって貰えるのに、自分で丸ノコ買うのも勿体無いしね。


②けがき
各材料について、切断するラインを鉛筆で書きます。

とても面倒くさい工程ですが、けがきをいい加減にやると、誤差が誤差を生んで穴が合わなくなり、すんなり組立てられなくなります。
そこで、今回は前回の経験を生かし”治具(加工用の道具)”(左下)を作りました。

側板に空ける穴用に、空ける穴と同じ寸法・間隔で加工した板(幅が材料板厚と同じ寸法)を作ります。 これが治具になります。
この治具をドリルのガイド(テンプレート)として使うことで、作業が楽になり&加工精度も上がります。
なんといっても、側板への穴位置のけがきが不要です。 楽チン楽チン。

ついでに、棚板の角の丸面取り(R10)のけがき用テンプレとしても使うことにしました。


③板の切断
けがきに沿って板を切って行きます。(バンドソー使用)
けがき線の外側1mmを残して切断します。
残った部分は後でヤスリで削って仕上げます。

側板は左右対称物(というか同形)なので、2枚張り合わせて切断しました。
この時点では、切断面ガタガタです。

④穴空け
(今思えば、板を切断する前にやれば良かった気も・・・)
ジョイントネジが通る通し穴(側板、Φ8)と鬼目ナットが入る穴(Φ9)を加工します。

貫通穴を加工する際には、板の裏側に”あて板”(要らない板を下に敷く)をしないと、ドリルが貫通する際に穴の裏側が割れます。 かなーり割れます。
今回は”あて板”をしていたにも関わらず、私のドリル捌き(?)が良くなかったのか、1穴で見事に割れが出てしまいました。
割れてしまった面は、自動的に裏面(内側)になります・・・トホホ。
棚板の側面への穴あけには、最初に作った冶具を使います。
これならドリル刃がずれることも無いわけです。
楽チンです。
側板の穴を空けている内に問題発見!!
ボール盤の懐が無さすぎて、板中央付近の穴を加工できません。
しょうがないので、こっちはハンドドリルで加工になります。
木工用のボール盤が欲しくなる瞬間でした。しかし、それは贅沢ってもんだね。

なお、キャスター取付用の穴は、貫通穴ではないので、深さに注意します。


⑤やすりがけ
この工程が体力的に一番大変です。右腕の???筋がモリモリ付くこと請け合いです。
ただ、木との触れ合い度もMAXなので、”木フェチ”にはたまらん工程とも言えます。はい。

まずは、切断したガタガタになった端部から、荒い紙やすりで形を修正します。
今回は以下の感じで仕上げました。

  端部・・・#80紙やすり→#120ポリネット→#400ポリネット
  表面・・・#120ポリネット→#400ポリネット
  角部・・・スポンジやすり(細目)

表面のヤスリには電動サンダー(+ポリネット)を使用。
電動なので、やたら五月蝿いですが、さすがに伊達じゃない研磨力です。


⑥鬼目ナット組込み
棚板に、鬼目ナットを組込みます。

まず、セメダインを穴の側面(両端2ヶ所)に付け、すかさず鬼目ナットを六角レンチを使って捻じ込みます。
鬼目ナットが穴に対して垂直になってないとスムーズに入りませんが、慣れてくると面白いように入ります。 木を削っていく感触がきもちぃー!!

なお、セメダインを塗り過ぎると、鬼目ナット中央から漏れてくるので注意!!(実際逆さにしたら漏れて来た!!)

⑦補強材切断
そして補強材(L型アングル)の片側を、長穴に沿って切断します。
(バンドソー+金属専用刃)

直線に切るのはなかなか難しく、1つ大きく曲がってしまいました・・・反省。
まぁ、ほとんど見えない箇所なので、そのまま使いましたが。

切断後に、バリを金やすりで取ります。
⑧仮組み
今回も普通に仮組みできました。めでたい。

が、やっぱり微妙に(1mm位)穴位置がずれてるなぁ~・・・。
なんと、こともあろうに(穴空け用)治具自体の穴あけ精度がイマイチだった為、棚板への穴空け精度も全体的にイマイチになってしまった、みたいです。
おぃおぃ、何の為の治具だよ!!(苦笑)


まぁ、次回からは「治具の材料選定と加工は慎重に!!」と、心に銘じておきたいと思います。

⑨補強材塗装
スポンジやすり(細目)でやすります。
塗装の下準備です。

水性スプレーで全面塗布します。
乾いたら補強材は完成。



⑩オイル塗布
今回もワトコオイルを使用します。

オイルの説明書どおりに塗布します。
(1)まず、たっぷりオイルを塗って15分置く。
(2)2度目のオイルを塗って、#400耐水やすりで軽くやする。
(3)ウェスでオイルを拭取る
(4)24時間乾かす。

前回は、上記行程を2回やりましたが、今回は1回で止めときました。
(・・・2回塗りすると、オイルの消費量が半端ないので)

※オイル塗布時の注意!!
いやね、オイル塗ったとこまでは実家でやったんですよ。
そんで、塗り終わったのが自宅に帰る3時間前くらいだったんです。
だから、まだオイルが半乾きの状態だったので、新聞紙で包んで自宅まで車で運んだんですが、自宅に着いてビックリですよ。
新聞のインクが板に付いちゃってるんです!!
慌てて消しゴムで擦ったんですが、これが場所によってはうっすら残ってるんですよ。
ちょっとガッカリきちゃいました。
幸い見えないところだったんで、まだ良かったですが、「オイルを塗ったら乾かし方に注意する」ってのは鉄則ですよ。鉄則。

⑪組立て
ファッハッハッハッ!! またもや至福の工程到来ですな。

今回は棚板の数が多いので、組立ても少し面倒です。
まず、棚板全体をネジで”締め加減軽め”で組立て、逆さに置き、補強材とキャスターを固定してから、正位置にして、全体のネジを本締めします。
さすがに重いな・・・。

3.完成!!
完成です。
いやー、今回は早かった。材料が揃ってから2日でできた。(オイル乾燥時間含まず)
この早さはガンプラ級だね。
今回は材料&消耗品で合わせて1.5万くらいかかりました。

で、色々モノを乗せてみた。
・・なんか微妙だな。積載し過ぎ?
しかし、いまいち収納力に欠けるんだよな。横に棚があるとシックリくるかな?

・・・次は棚だな。
なんちゃってインテリア雑誌風にしてみた
なんかそれっぽい?(値段以外は^-^;)

投稿者 マングース : 2004年07月01日 00:00

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