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2004年10月18日

ファイナル イグニッション

[ 車(プジョー206他) ]


アクシデントは突然訪れる。天気は関係ない。
そして、その瞬間まで当事者は知り得ない。
当たり前のことなのだが、時にはそれがとても受け入れがたい真実となって・・・。(下に続く)

・通常でない平日
その日の天気は晴れ。
いつも通りの日曜日明けの平日ではあるが、車で千葉に向かう。
今日から4日間、社外教育なのだ。

車に乗込み、キーを捻ってエンジンをかける。
ファースト イグニッション。
いつも通り、エンジンが元気良くかかる。

高速に乗る前にマックのドライブスルーで朝食を確保。
ちょっと早めに付けは、車の中でゆっくり食べられる。
・・・思えばこの時すでに道を誤っていたのだろうか?

千葉までの道は空いており、しばしのご機嫌ドライブだった。
40分で会場についてしまったので、講義開始までの時間は40分。
マックを食って時計を見ても30分あった。

ラジオを聞きながら車の中で時間を潰していた。
窓を開ければ涼しい風が入ってくるので、エンジンは止めてある。
携帯のタイマーが鳴った。講義の時間だ。
急ぎ足で所定の教室に向かった。


・蠢動
午前中の講義を終える。あー眠い。腹減った。
会場には食堂があったが、車で来ているんだし外に食べに行こうと思った。
車に近づきつつズボンの中にあるはずのキーを探した。

キーが無い。
それもそのはず、車の中を見るとキーが付いたままじゃないか。
なーんだ。俺もうっかりさんだなぁ~(藁

車に乗込んでみるとラジオが付いていた。
ただ、ボリュームが絞ってあったのか音が聞こえない。
だから気づかずにキーを置いてってしまったんだな。

さて飯だ、飯。
いつも通りキーを捻る。
セカンド イグニッション  ・・・いや、エンジンがかからなかった。
正確に言うと、セルもほとんど回ってない感じだ。

シフトレバーはニュートラル位置にある。
キー位置も問題ない。
・・・何故か車間灯が点いている。
ふと、トンネルで車間灯を付けた記憶が蘇る。    あ(´Д`;)

そして全てを悟った。
バッテリーあがってるよ。この車。
バッテリー完全にageだよ。完全にageでつ・・・。


・永遠なる午後の時
それでも無駄な努力をしたんだ。
カーナビの電源OFF。
カーステも電源OFF。

でもね。キー回す度にセルは元気なくなって行き、
センターパネルの時計はリセット掛かって点滅してるし、
何故かワイパーが動きだすし、メーターの針が変な動きするしで・・・。

で、15分くらい欝になってから、JAFと保険屋の書類を見てみた。
保険屋のロードサービスは30分で来てくれると書いてある。
JAFの車が来ると最悪に目立つだろうなぁ~(涙)
保険屋のロードサービスを呼ぼう。そのほうがまだましだな。
どっちにしろ目立つけど・・・。

そんなんで、午後の教育を受けるも、考えがすぐバッテリーageの方に逝ってしまう。
ラジオなんか聞くんじゃなかった!
トンネル出口でライト切っておかなきゃ駄目じゃないか!
なんでキーを車に忘れて行けるんだよ!!>俺


・ファイナル イグニッション
夕方5時に講義が終わった。
誰よりも早く教室を出る俺。

講義中に電池の無くなったデジカメのことを考えていた。
一度電池が無くなっても、時間を置いて起動すればまだ少し撮れたりしたなあ。

もう一度だけエンジンをかけてみよう。
車の前で一度だけ深呼吸。
車に乗込んでキーを差し込む。南無三!!

”ク、ク、ク、クククククググ、、、、グ、グオォン、グオォンンンンン!!!”
俺:「おっシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!」(<車の中で一人絶叫!!)

キーを回してからエンジンがかかるまでの一瞬が、午後の講義時間に匹敵するぐらい長く感じた。
ありがとう206!! 飼い主と違って根性あるじゃねーか!!(笑)

エンジンが止まったらスゲー怖いので、エアコンは当然つけない。
カーステ、カーナビも使わず、アクセルを煽りながらリセットされた時計を合わせる。
10km程走行して、やっと心が落ち着いてきた。
いつもより湾岸道路は空いていて、いつもより夕焼けがきれいだった。

投稿者 マングース : 2004年10月18日 23:04

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